顔のたるみ特集

紫外線が「たるみ」に!日焼止めは顔だけではなく○○も!

だんだん紫外線が強くなる時期になってきましたが、みなさん紫外線対策はできていますか?

紫外線は、カルシウムの代謝に必要なビタミンDを皮膚で合成するという役割もあるため、適度に紫外線を浴びることは人間にとって必要なことではあるのですが、必要以上の紫外線量を浴びることで肌に悪影響を及ぼします。

最近は、美白ブームということもあり、紫外線=シミの原因ということを理解している方が日焼け止めや日傘などで肌を守るということも多く見られるようになりました。

しかしながら、紫外線による肌への影響は「シミを作る」という事だけではなく「たるみをつくるもとでもある」という事実をご存じの方はどれだけいるでしょうか?

そこで、今回ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」ではWEBアンケートで女性の「紫外線対策」に対する意識調査をいたしました。

調査結果と併せて、紫外線による肌への影響についてご説明いたしますのでご覧ください。

ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」は女性の紫外線対策に関する意識調査をすべく、WEB上でアンケート調査を行いましたので結果をご報告いたします。 (調査概要:WEBアンケート調査/女性422名/調査期間:2014年4月9日(水)~10日(木))

紫外線対策をしている方がどの位いらっしゃるのかを調査したところ、約7割の方は何らかの「紫外線対策をしている(70.1%)」ことがわかりました。


円グラフ1
そこで、紫外線対策をしている方に、対策の具体的な目的を質問いたしました。すると、約9割もの方が「シミ予防(88.9%)」と回答。第2位も「美白を保つため(41.9%)」という回答が多く、『美白』がブームである現代社会では、シミをつくるイメージが強い「紫外線」から肌を守りたいという女性が多いということがわかりました。
「紫外線を浴びるとシミができる」ということはもはや一般常識ですが、紫外線が「たるみ」を引き起こす原因であることは、認知度の低い事実。 実際、「紫外線」と「たるみ」の関係性をどの位の方がご存じなのかを質問してみたところ、約7割もの女性が「知らなかった(70.6%)」と回答しました。
たるみケアをしているつもりなのになかなか成果を実感することができないという女性も多いと思いますが、紫外線がたるみの原因であることを理解せずにケアをしているということもたるみケアが成功しない理由の一つかもしれません。

また、紫外線対策をしている方に、対策方法を質問しました。すると、「日傘を使用(57.8%)」、「肌を露出しない(48.0%)」という方が全体の約半数いましたが、ダントツの1位は「日焼け止めを塗る(91.6%)」という女性で、全体の約9割にも。もはや、「日焼け止め」は鉄板の対策方法として認識されているようですね。
ちなみに、日焼け止めを塗っている9割の女性に対して、普段日焼け止めを塗る場所を聞いてみたところ、ほとんどの方が「顔全体(97.4%)」、約7割は「手・腕(70.1%)」に塗って防御していることがわかりました。逆に、一番回答数が少なかった場所は「頭皮(0.7%)」でした。

紫外線対策をしている方が7割もいらっしゃいましたが、それでは紫外線に関する知識をしっかり理解している方がどの位いらっしゃるのでしょうか?
まず、紫外線には、A波・B波・C波という種類があることをご存じの方がどの位いるのかを調査しました。すると、「知っている」と回答した方は全体の約2分の1のみ。
次に、A波・B波・C波という種類があることを「知っている」と回答した方に、それぞれがどのように肌に悪影響を及ぼすのかを理解しているのかを聞いてみました。すると、具体的に知っている方は17.5%しかいないことがわかりました。
紫外線には種類があるという認識はあっても、その種類までは理解できていないようです。

また、紫外線を浴びた後の肌はバリア機能が低下していたり、肌が乾燥した状態。その為、「保湿」でのケアが不可欠なのですが、きちんとアフターケアができているかどうか質問をしてみると、必ず「行っている(21.1%)」方は全体の約2割しかいないことがわかりました。
これらアンケート調査により、紫外線対策は行っている人が多いものの紫外線の知識をしっかり理解せずにシミを作らないための対策を行っている女性が多くいらっしゃる事がわかります。

次項より紫外線の知識と肌への影響はシミだけではないことを学んでいきましょう。

肌へ悪影響を及ぼす「紫外線」。まずは基礎をおさらいしましょう。
紫外線は、地球に到達する太陽光線の一種です。紫外線は、波長により、紫外線A波(UV-A)、紫外線B波(UV-B)、紫外線C波(UV-C)に分かれています。
紫外線は地上に降り注ぎますが、紫外線C波(UV-C)と紫外線B波(UV-B)の一部はオゾン層に吸収されます。

しかし、紫外線B波(UV-B)と紫外線A波(UV-A)は地表まで届き、地上に届く95%が紫外線 A波(UV-A)と言われています。近年は、南極上空のオゾン層に穴が開いていることで話題ですが、これにより紫外線B波(UV-B)がオゾン層に吸収されずに多くが地上に降り注いでいるといわれており、肌への影響を考えるとより一層紫外線対策をすることが必要です。

紫外線は、波長により肌への影響が異なります。

紫外線C波(UV-C)は、皮膚がん等の皮膚病の原因となる怖い紫外線です。波長が短いので、オゾン層でブロックされるため地上に届くことはないとされています。しかしながら、近年オゾン層の破壊により危惧されている紫外線です。

図1のように、肌の表皮部分まで到達する紫外線B波(UV-B)は、主にシミや皮膚の炎症を引き起こします。特に5月~8月の照射量が多いと言われておりますが、雲や窓ガラスで遮断される紫外線です。

一方、肌の真皮層まで到達する紫外線A波(UV-A)は、主に肌のたるみやシワ、糖化を引き起こすため、肌の老化に影響を与える紫外線です。紫外線A波(UV-A)は、一年を通じて照射し、且つ雲や窓ガラスでは遮断されずに通過してしまいます。

紫外線A波とB波の違い
影響 老化 シミ シワ/たるみ 炎症 糖化
紫外線A波 (UV-A) ■地上に届く紫外線の95%
■年間を通じて照射
■雲や窓ガラスを通過
■たるみやシワ、糖化に影響
紫外線B波 (UV-B) ■地上に届く紫外線の5%
■5-8月の照射量が多い
■雲や窓ガラスで遮断
■シミ・炎症に影響

このように紫外線の中でも紫外線A波(UV-A)がたるみを引き起こす原因であるため、シミだけではなくたるみをケアしたい方はこの紫外線の特徴に着目しましょう。たとえば、この紫外線A波(UV-A)は窓ガラスをも通過する紫外線であるため、屋内でも日焼け止めを塗るなど対策が必要になりますね。

紫外線A波だけがたるみに繋がる訳ではありません。 紫外線自体を浴びることで、「活性酸素」の発生を促すため、これもたるみの原因となります。

人間は呼吸をすることで酸素を体内に取り入れていますが、その酸素は栄養素と結びついてエネルギーを発生させています。このエネルギーを発生する際に排出されるのが、「活性酸素」。

活性酸素は本来、体内の異物や毒物、細菌などを分解する役割があります。そのため、人間が生活する上で必要不可欠な物質です。

しかしながら、紫外線やその他の外的要因により、活性酸素が必要以上に生成されてしまいます。余分に生成された活性酸素は、正常な細胞を酸化させてしまいます。そのため、体の細胞がダメージ受けて病気を誘発するのです。

肌への影響としては、メラニン色素の形成を促進したり、乾燥や炎症を引き起こし、バリア機能や免疫機能の低下へと導きます。その結果として、現れるのがシワ、たるみ、色素沈着、肌あれ、ニキビなどの肌トラブルです。

さらに、皮脂が酸化されると、「過酸化脂質」という物質に変化します。過酸化脂質によって肌表面が刺激を受けると、小じわや毛穴の開き、毛穴たるみをも生じる起因となります。

このように、紫外線による肌へのダメージは「シミ」だけでなく、「たるみ」を始めとした肌トラブルにまで及ぶのです。

◎「活性酸素」についての詳しい特集はこちら: 顔のたるみケアに必要なのは約9割がしていない「抗酸化ケア」だった!

紫外線から肌を守り、「シミ」だけではなく「たるみ」を作らないためには、予防策として帽子、日傘などを活用し、紫外線の遮断をすることが大切です。また、「日焼け止め」を使用することで防御効果が高まりますので、毎日使用するようにしましょう。

今回は、日焼け止めの使用方法について注目してご説明します。

日焼け止めに表示されている”PA”( Protection Grade of UVA)とは、UVAからの防御効果を表す指標、”SPF”( Sun Protection Factor)値とは、UVBからの防御効果を表す指標です。SPFは、肌に何もつけていない時と比較して、日焼けするまでどの位時間を遅くすることができるかを示した指数です。

例えば、通常10分で日焼けする女性がいるとします。SPF50の表記のある日焼け止めを塗ると、50倍日焼けまでの時間を遅らせることができるため、日焼けするまでの時間が500分になるということになります。

一般的には、生活の行動内容や外出時間に合わせてどの日焼け止めを使用するのかを選ぶ方が多いと思いますが、肌質により紫外線の吸収が異なるため、ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」では、“肌質”を基準とした日焼け止め選びをおすすめします。ご自身の肌に合わせて、下記を参考に日焼け止めを選んでください。

決められた量を塗ること

使用推奨量の半分程度しか使用しなかった場合、SPF30の日焼け止めはSPF5程度、SPF50の日焼け止めはSPF7程度の防御効果しかなくなると言われています。そのため、日焼け止めの推奨量は守ってご使用ください。

重ね付けは効果UP
日焼け止めを塗ったあとにBBクリームやファンデーションを重ね付けすることで、紫外線防止効果を高めることができます。
※UVフラッシュを使用したVISIAで撮影。

また、上記の2つの写真は、日焼け止めを塗った状態と、頬を少し紙タオルで擦った状態を特殊なカメラで撮影したものです。UVカット商品を使用すると、UVが遮断されるため顔全体が黒く映る仕組みなのですが、この結果をみると、頬を軽く擦っただけで日焼け止めが落ちて肌表面部分が露出されて白く映っています。つまりは、汗をかいて、ハンカチやタオルで拭いた後は日焼け止めの効果が軽減されてしまいますので、必ず付け直すことが重要であるということです。

アンケート結果によると、日焼け止めを塗るというかたの97.4%は「顔全体」、70.1%は「手・腕」という回答が出ておりましたが、紫外線による顔のたるみから守るためには、意外な部分も守る必要性があります。

それは、「頭皮」です。

頭皮と顔の皮膚は1枚の皮膚で出来ているため、頭皮の基本的な構造は、顔と同じで、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」から成り立っています。

紫外線を浴びると、顔同様に頭皮が炎症を起こしてしまうだけでなく、活性酸素が発生し、コラーゲンやエラスチンを破壊するため、たるみに繋がります。頭皮は顔よりも皮脂腺が多く、皮脂分泌が多量な際に紫外線を浴びるとさらに活性酸素が発生しやすくなりますので、要注意です。

また、頭皮は髪の毛があるため、ある程度紫外線を遮断すると言われていますが、頭には顔の2倍以上の紫外線が降り注ぎます。そのため、健康な頭皮を保つことは顔のたるみ予防にもつながるのです。

帽子や日傘を使って、直接頭皮に紫外線が当たらないように対策をする他、頭皮や髪にも使用可能なスプレータイプの日焼け止め商品もありますので毎日外出の際には使用しましょう。

※こちらも参考に!!『意外な盲点・・・顔のたるみは”頭皮”から

紫外線を浴びた後の肌は、"保湿"が重要です。肌の角層部分には、肌を乾燥から守る役割を持った「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質」「皮脂膜(保護膜)」という3つの要素があります。

これらのバリア機能により肌のうるおいを保つことができているのですが、紫外線を浴びた肌はバリア機能が低下している状態です。

バリア機能を高めるためには、保湿をすることが必要ですので、日焼け止めを洗顔で落とした後に、保湿力の高いゲルやクリームを塗り、いつも以上に肌にうるおいを与えるケアをしましょう。

紫外線によるダメージを受ければ受ける程、肌の再生が難しくなりますので、肌ダメージを受ける前に、日焼け止めで防御&保湿のアフターケアを怠らないようにしてたるみ形成を防ぎましょう。

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