顔のたるみ特集

「抗糖化」でたるみ予防!

kou12.bmp 「糖化」という言葉をご存知でしょうか?

数年前から老化の原因の1つとして考えられるようになった「糖化」。そもそも糖化とは、加齢やさまざまな刺激によって、たんぱく質に糖が結びつく現象のこと。それにより、肌の弾力線維がもろくなってたるみを引き起こしたり、肌がくすんで見えるなど、いろいろな肌老化に直結すると考えられています。

そのため、現在では化粧品にも抗糖化成分を配合したものが数多く発売されています。しかし、「糖化」が肌老化を引き起こす原因であるという認識はまだ低く、ドクターシーラボで実施したアンケート調査でも、実に78%もの女性が「糖化」=老化の原因であることを知らず、また、「糖化」を知っていても、そのケアを行っている人は極めて少ないことが分かりました。

しかし、抗糖化ケアは日ごろの”食生活”や”生活習慣”を見直すだけで簡単に実行することができるのです。 今回顔のたるみ研究所では、糖化とたるみの関係や、糖化を予防するための食事法についてご紹介。あなたの食生活は「糖化」の原因となる糖質を吸収しやすい食事、生活習慣になっていませんか?

《もくじ》

「糖化」チェック!!

Ⅰ たるみの原因「糖化」ってなに?

Ⅱ 【実態】アンケート調査

女性は甘いものが好き!?甘いものが肌に与える影響とは?

78%は知らない・・・顔のたるみの敵「糖化」

Ⅲ 「糖化」を防ぐ食事法  ■ 5つのポイント ■

1. 食べる順番に気をつけよう!

2. 低GI値の食品を選んで、血糖値の上昇を抑える食べ合わせを心掛けよう!

3. 糖化した食品のとりすぎには要注意

4. 抗糖化作用をもつ食品や栄養素を積極的に摂ろう

5. 食後に運動しよう

Column 顔のたるみが気になる女性に聞いた! 1562人の「顔のたるみ」を意識する肌の変化とは?

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「糖化」と顔のたるみの関係とは?

ここ数年、顔のたるみなどの老化を引き起こす原因のひとつとして「糖化」が注目されています。「糖化」とは、私たちの体の大部分を構成する「たんぱく質」と、食事などで摂取して余った「糖」が結びつく現象をいいます。

私たちは、食事などで摂取した炭水化物を糖に分解し、それをエネルギー源にして生きています。つまり、糖は体の大切なエネルギーのひとつです!!しかし、摂り過ぎると糖化作用が過剰に働いてしまいます。

たんぱく質と糖の2つは非常に結びつきやすく、結合することでたんぱく質が変性し、AGEs(advanced glycation end products:糖化最終産物)と呼ばれる異常たんぱく質が生成されます。異常たんぱく質はたんぱく質本来の役割を果たさないやっかいな存在。コラーゲン・エラスチンなど肌にあるたんぱく質は、常に体内で古いものから新しいものへと代謝されていますが、糖化が進み、異常たんぱく質AGEsが生成されると、コラーゲンの分解や再合成という本来の代謝サイクルが滞ってしまい、結果、肌の弾力性が失われてたるみやシワを進行させてしまいます。また、異常たんぱく質AGEsが肌細胞に留まることによって、くすみ(黄ぐすみ)の原因となり、肌の透明感が失われてしまいます。

パンを焼いたときに表面が茶色く焦げて硬くなったり、炊飯器にご飯を長時間保温しておくと、黄ばんで硬くなったりすることがありますが、これも「糖化」が影響して起こる現象です。

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血糖値が高い状態で進行しやすい「糖化」

「糖化」を防ぐポイントは?

体を構成するたんぱく質と余分な糖が結びつくことで起こる「糖化」。それはつまり、血糖値が高いほど「糖化」が進みやすく、異常たんぱく質AGEsが作られる可能性が高まるということです。そこで、糖化を防ぐ大きなポイントはこの2点です。

① 急激に血糖値を上げる食品、食材を避ける

② 急激に血糖値が上がらないように食事の仕方を工夫する

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5つのポイントはコチラから!!

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顔のたるみ研究所では、2011年6月24日~28日の5日間、20代~60代の女性1810名を対象に「糖化」についてアンケート調査を実施しました。結果、それぞれ下記のような結果が明らかになりました。

女性は甘いものが好き!?甘いものが肌に与える影響とは?

kou5.bmp 女性はイメージ的に「甘いものが好き」という傾向がありますよね。スイーツは可愛らしいので、いろいろなモチーフや、デコレーションに用いられたりしているのもよく目にします。

では、実際に普段甘いものを食べているかと聞いたところ、全体の半数以上が「よく食べる」と回答。たまに食べるという回答を合わせると9割以上の女性が甘いものを「食べている」ことが分かりました。

ほとんどの女性が食べる”甘いもの”は、”糖”を多く含む食べ物。前にご紹介した通り、糖が体内のたんぱく質と結びつくことで糖化すると、肌のコラーゲンやエラスチンなどの線維たんぱく質が変性して、AGEsという異常たんぱく質が生成されます。その結果、コラーゲンの分解や再合成という本来の代謝サイクルが滞ってしまい、真皮の弾力が失われて、たるみやシワを進行させてしまいます。また、たんぱく質は糖化すると黄色く変色してしまうため、黄ぐすみの原因にもなります。

そんな”糖”=甘いものが、肌にどういう影響を与えると思っているか、その実態を聞いたところ、「皮下脂肪が増える」「ニキビが出来やすくなる」「皮脂が出て、脂っぽくなる」という声が多くあがりました。一方で、顔のたるみやくすみ(黄ぐすみ)の原因と思っている女性は少ないという実態も分かりました。

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78%の女性は知らない・・・顔のたるみの敵「糖化」

kou7.bmp 顔のたるみやくすみ(黄ぐすみ)の原因ともなる「糖化」。その「糖化」という老化現象をどれだけの女性が認識して、その予防&対策を行っているのか?実態を調査しました。

その結果、78%もの女性が甘いものやご飯、麺類など炭水化物を食べると「糖化」という老化現象が起きることを『知らない』と回答。

また、「糖化」を『知っている』と答えた方でも、その予防&対策は『特に何もしていない』方が圧倒的に多いことが分かりました。 kou8-1.bmp

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甘いものやご飯、麺類などの炭水化物が好きで、過度に摂ってしまう人は要注意の「糖化」。 糖化を予防するには、食事の摂り方を工夫するのが効果的だといわれています。食べるタイミングや順序、食材の選び方などに気をつけて、糖化による老化予防&対策を始めましょう!

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kou9.jpg 食後血糖値の急上昇を避けるために、糖質の吸収をゆるやかにする食品を先に食べる食事法を心掛けましょう!

まず、野菜など「食物繊維」を食べて、次に魚や肉などの「たんぱく質」、最後に白米やパンなどの「炭水化物」を摂ることで、血糖値の急激な上昇を抑え、糖化を防ぎます。

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野菜のほかにも、牛乳を食前に飲むことで、血糖値の上昇が抑えられ、逆にコーヒーなどのカフェイン飲料は血糖値をあげやすいので、飲む場合は食後に飲むことをおすすめします。また、運動後や空腹時に、糖分の高いものを食べると一気に血糖値があがってしまうので注意が必要です。

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kou11.bmp GI値とは、食品による血糖値の上がりやすさを示した指標で、0から100までの数値で表されます。GI値が大きいほど食後血糖値の上昇も大きくなります。できるだけGI値の低い食品を選ぶことで、血糖値の急上昇を抑えましょう!

白米、うどん、精製小麦を使用したパンやパスタはGI値が高いので、雑穀、玄米、蕎麦、精製されていない小麦を使用したパンなどGI値の低い食品を選ぶと良いでしょう。

また、糖質を摂るときは一緒にたんぱく質や食物繊維が豊富な食品を摂ることで、血糖値の急上昇を抑えましょう!

たとえば、ご飯と一緒に摂るといいのは、納豆や味噌汁、酢の物、海藻類など。ご飯を単品で食べたときと比較して、食後の血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。

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kou12.bmp 糖化は、体内でたんぱく質と糖が結びついて起こりますが、それだけでなく、食品を調理する過程で、たんぱく質やアミノ酸に糖を混ぜて加熱することでも起こります。

こうして出来た加工食品に含まれる異常たんぱく質AGEsは、その約10%が体内に吸収されるという報告もあります。

家庭でつくる食事のAGEsを心配する必要はなく、AGEsを多く含む身近な食品は、揚げたり焼いたりしたお菓子などです。特に人工的に作られた高たんぱく質を原料を使った加工食品は要注意!! kou13.bmp

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kou14-1.jpg 食品の中には<糖の代謝を促進する栄養素>や<AGEsを吸着して排出する働きをもつ食材><AGEsの生成を抑制する食材><たんぱく質(コラーゲン)と糖の結合を防ぐ食材>などがあります。

普段から抗糖化を意識した食事を心掛けることで、糖化を予防しましょう!! kou15.bmp

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kou16.bmp 食後、なるべく早めに20~30分程度の運動をすると、血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。

食後の運動は、消化の妨げになるといわれますが、ウォーキングをするなど体を少し動かす程度であれば影響はありません。

<Column> 顔のたるみが「気になる」女性に聞いた!

女性1562名の顔のたるみを意識する”肌の変化”とは?

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アンケート調査で「顔のたるみが気になりますか?」と質問すると、結果に微妙な差はあるものの約9割の方が「気になる」と回答します。

多くの女性が気にしている肌トラブル”たるみ”。では、”たるみ”とはどのような肌の変化を指しているのでしょうか。それぞれの女性が”たるんだ”と感じる症状とはなにか気になりますよね?そこで、今回アンケート調査で具体的に聞いてみました。

圧倒的に多かったのが「肌にハリや弾力がなくなってきたと感じる」「ほうれい線ができた(ほうれい線が下がり気味と感じる)」という回答。

「肌にハリや弾力がなくなってきた」というのは、具体的な症状ではありませんが、昔と比べて肌にパンとしたハリがないな・・・、ハリ弾力が減って少し痩せたような・・・と感じる方は多いですよね。 そして、同様に声が多かった「ほうれい線」。以前に特集でもご紹介しましたが(http://www.tarumi-labo.com/special/2010/06/5.html)『ほうれい線があるだけで5歳老けて見える』という調査結果が出るほど、見た目年齢を大きく左右するもの・・・。

他にも、頬のたるみや毛穴の開き、フェイスラインの変化などが気になる方が多いようです。この結果から、視覚的に分かりやすい症状が現れてからたるみと認識する方が多いことが挙げられます。ほうれい線を気にし始めるより前に、たるみ毛穴など小さな肌の変化に気づいて、たるみ予防&対策への意識の持ったほうがいいかもしれませんね。

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