顔のたるみ特集

意外と知られていない・・・「女性ホルモン」の真実

ho1.jpg 美肌と「ホルモン」は、切っても切れない関係があることをご存知ですか?

「ホルモン」とは、身体のいろいろな機能が正常な働きをするために必要な情報伝達物質で、その種類は100種類以上あるとされています。その中で、美容と関わりがあるホルモンの1つが「女性ホルモン」といわれる性ホルモン。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、月経リズムによって分泌量が増えたり減ったりします。約28日周期(月経リズム)のなかで、肌状態が変わる・・・と自覚している女性も多いと思いますが、それには、月経をつかさどる女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌量の変動が関係しているといわれています。

このように、肌状態と関わりのある女性ホルモン。そのため、肌トラブルを防ぎ、美肌をつくるためには、「ホルモン」を知り、ホルモン分泌の周期に合わせたスキンケアやホルモンバランスを整える生活習慣を行うことが大切です。

そこで、顔のたるみ研究所では、「ホルモンって何?」という疑問から、意外と知られていない「ホルモンと肌の関係について」「女性ホルモンバランスを整えるために心掛けたい生活習慣」などを詳しくご紹介します!

《もくじ》

Ⅰ 【アンケート調査報告】

  • 約100%の女性が「女性ホルモンは美肌にとって大切だ!」と回答

  • 女性ホルモンの分泌量が低下し始めるのは『30.5歳』?

  • 3人に1人の女性は”ときめきのある幸せな時間を過ごす”ことで女性ホルモンの分泌を高めている!

    Ⅱ 美肌づくりと切っても切れない関係のある「ホルモン」  そもそもホルモンってなに?

  • ホルモンってなに?

  • 女性ホルモンってなに?

  • 女性ホルモンはどのように分泌されているの?

  • ホルモンバランスはなぜ乱れるの?

  • 女性ホルモンの分泌量はどのくらい?

    Ⅲ 女性ホルモンは美肌の敵?見方? ~女性ホルモンと美肌の関係~

  • 女性ホルモンの肌への影響とは?

  • 女性ホルモンが増えたら・・・減ったら・・・どうなるの?

    Ⅳ 女性ホルモンの分泌リズムに合わせたスキンケアをしよう!

    V 女性ホルモンのバランスを整えるために心掛けたい<5つの習慣>

    Column ”ホルモンドック”のすすめ あなたのホルモンバランス、気になりませんか?

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    約100%の女性が「女性ホルモンは美肌にとって大切だ!」と回答

    顔のたるみ研究所では、20代~60代の女性866名を対象に「女性ホルモン」についてのアンケート調査を実施しました。(実施期間2011年7月26日~29日の4日間)

    結果、女性ホルモンの働きを知っている女性は全体の70%で、女性ホルモンは美肌にとって大切だと思いますか?という問いに対して99%もの女性が「思う」と回答しました。(グラフ1.2) このことから、女性ホルモンの働きそのものの認知も高いですが、知らない方でも漠然と女性ホルモンが美肌にとって大切であると思っていることが分かります。 ho16.bmp

    女性ホルモンの分泌量が低下し始めるのは『30.5歳』?

    女性ホルモンの分泌が加齢とともに低下することを知っていますか?と聞いたところ、97%もの女性が「知っている」と回答。(グラフ3)

    何歳頃から女性ホルモンの分泌が低下すると思いますか?という質問に対しては「25歳より以前」「30歳」という声が最も多く、次いで多い順に「40歳」「35歳」「26歳」・・・という結果になりました。(グラフ4)それらの回答を平均した場合、女性がホルモン分泌量の低下を意識する(考える)のは、予想以上に早い『30.5歳』。一般的に、女性ホルモンの分泌量は成熟期(およそ18~45歳)の終わりから卵巣の働きが少しづつ衰えはじめ、それと共に低下していくといわれているため、実際に女性が感じる(考える)結果とは大きなズレがあることが分かりました。

    この背景には、同アンケート調査で7割以上の女性がホルモンバランスが崩れる理由として「閉経前後」「ストレスを感じたとき」「睡眠不足時」「過度なダイエットをしたとき」と回答したことから、ホルモン分泌が低下する原因には<加齢を起因>としたものと、<生活習慣を起因>としたものがあり、それを多くの女性が認識、または実感していることが関係していると考えられます。 ho17-2.bmp

    3人に1人の女性は”ときめきのある幸せな時間を過ごす”ことで女性ホルモンの分泌を高めている!

    同アンケートで、女性ホルモンの分泌を高めるために、どのようなことをしている、または心掛けていますか?と聞いたところ、半数以上の方が「ストレスの発散」や「規則正しい睡眠習慣、食習慣を送る」と回答。

    一方で面白い結果が、3人に1人の女性が「ときめきのある幸せな時間を過ごす」と挙げたこと。事実、ときめきのある幸せな時間には、快感を呼ぶドーパミンや、幸せな気分や癒しをもたらすセロトニンといったホルモンが分泌され、その影響を受けて女性ホルモン「エストロゲン」の分泌も活発になるのだそう。女性ホルモンは女性が女性であるための要ともいわれますが、ときめきのある幸せな時間は、女性を美しくする媚薬なのかもしれませんね。 ho18-1.bmp

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    「ホルモン」は、私たちの身体のさまざまな器官で合成・分泌され、血液循環とともに身体を巡り、いろいろな生理作用を促進・抑制して、生命維持や精神状態など、身体のあらゆる働きに影響を与える物質です。つまり、身体のいろいろな機能が正常に働くように指示をする情報伝達物質(メッセンジャー)です。

    血液を介して全身に運ばれるホルモンですが、その血中濃度は(食事などで摂取した)栄養分とは違い、ごく微量です。しかし、ホルモンは微量でも強い作用を持っているため、体内のホルモンは必要なときに分泌されて、なるべく一定量に保たれるように体内で調整されています。この微調整がうまくいかなくなることでホルモンバランスの崩れは生じます。

    ホルモンは、体内の内分泌器官(※)で作られています。 よく知られているのが脳下垂体から分泌されているヒト成長ホルモン(HGH)。就寝中によく分泌され、身長を伸ばしたり、骨や筋肉を作ったり、アンチエイジングなどの若返りや脂肪の代謝を助けることで有名ですよね。その他にも各器官から分泌されている甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモン、すい臓ホルモン、卵巣や精巣などの性腺から分泌される性ホルモン(女性ホルモン、男性ホルモン)、さらに性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)や排卵刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、子宮を収縮させるオキシトシン、乳汁分泌に関係するプラモクチンなど妊娠や出産などに関係するホルモンもあります。 ホルモンの種類は現在確認されているだけでも100種類以上あり、それぞれ異なる働きを持っています。

    これらのホルモンは何らかの形で健康や美容に関係しますが、その中でも女性ホルモンは、美容とかかわりのあるホルモンのひとつです。

    (※)内分泌器官とは、脳の視床下部や下垂体、甲状腺、副腎、すい臓、女性では卵巣、男性では精巣など体内(血液の中に)向かって分泌する器官のこと。

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    女性ホルモンとは?

    100種類以上もあるホルモンの中で、美容(肌状態の変化)と関わりがあるホルモンのひとつ「女性ホルモン」。女性ホルモンとは、2種類のホルモンの総称で「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」を指します。 これらは、一定の周期(約28日)で絶妙なバランスを保ちながら分泌されます。それにより、美肌や女性らしい体をつくり、さらに妊娠や出産、月経周期など、女性の体のリズムをコントロールしています。

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    エストロゲン(卵胞ホルモン)

    ho3.bmp 「エストロゲン(卵胞ホルモン)」とは、主に卵胞(卵巣内部にある卵子が入っている袋のこと)や黄体(排卵後の卵胞)から分泌される、妊娠の準備をするホルモンです。また、”美肌ホルモン”ともいわれ、美肌づくりとも関係があります。

    エストロゲンの分泌量は、年齢によって変化し、40代後半ころから分泌量が急速に減少することが分かっています。<女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減少していくって本当?> そして、それが様々な更年期障害の原因といわれています。また、エストロゲンは体温を低下させる働きがあります。

    ちなみに、エストロゲンは女性だけでなく男性の体内にも存在し、体内で合成・分泌されています。それにより、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の減少や血管拡張作用による動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、高脂血症などの予防にも有効だといわれています。 また、植物の中にはエストロゲンと似た作用を持つものもあります。大豆に含まれているイソフラボンはその代表格です。

    プロゲステロン(黄体ホルモン)

    「プロゲステロン(黄体ホルモン)」とは、黄体(排卵後の卵胞)から分泌される、妊娠をサポートするホルモンです。その他にも乳腺の発達や血糖値の正常化、利尿作用などの効果があり、体温を上昇させる働きもあります。また、”ブスのホルモン”と呼ばれるほど、肌の調子を不安定にさせがちなホルモンでもあります。

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    女性ホルモンの分泌をつかさどるのは脳の視床下部で、ここから”性腺刺激ホルモン放出ホルモン( GnRH )”分泌され、下垂体を刺激します。指令を受けた下垂体は”卵胞刺激ホルモン(FSH)”と”黄体化ホルモン(LH)”を分泌し、それが卵巣に働きかけ、卵巣が「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類のホルモンを作り出します。

    ホルモンは量が多くなると減るように、減ってくると増やすようにと脳(視床下部・下垂体)と卵巣の双方が働きかけ合いコントロールされています(フィードバック)。そうして、卵巣では排卵が起こり、妊娠しなければ内膜がはがれる月経になります。一般的に、閉経まではこのような女性ホルモンの分泌環境(約28日の月経リズム)が続きますが、年齢を重ねるにつれて卵巣機能が衰えてくると、エストロゲンが分泌されなくなり、ホルモンの分泌量が一変します。<女性ホルモンの分泌量はどのくらい?>

    卵巣のホルモン不足をキャッチした脳下垂体は、卵胞刺激ホルモンを分泌して、卵巣に『エストロゲンを出して!』と命令しますが、衰えた卵巣が反応しないため、さらに刺激ホルモンの量を増やします。このような変化は、脳(視床下部・下垂体)にとってストレスとなります。視床下部には自律神経をコントロールする働きもあるため、ホルモン分泌が減少し、ホルモンのバランスが乱れると、自立神経のバランスも不安定になります。<ホルモンバランスはなぜ乱れるの?>

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    ホルモンバランスの乱れとは、女性ホルモンが分泌されるときのサイクル〔脳の視床下部⇒下垂体⇒卵巣〕が上手くいかず、一定の周期(約28日周期の月経リズム)の中で、エストロゲンとプロゲステロンの分泌のバランスが乱れることで起こります。<女性ホルモンが分泌される流れってどうなっているの?>

    ホルモンバランスの乱れには、大きく2つの原因があります。

    1) 思春期、更年期といった年齢的に体の変化が生じることが起因

    思春期は、まだ体がホルモンバランスを上手に調節できないために乱れが生じます。更年期は、女性ホルモンの分泌量が急激に減少することで体が混乱し、ホルモンバランスが乱れてしまいます。更年期障害でイライラやめまい、ほてりなどが現れるのは、脳の視床下部が、女性ホルモンの減少を察知して、ホルモンを分泌しようと頑張ることでストレスになり、結果、逆に自律神経のコントロールが上手くいかなくなるためとも言われています。

    2) ストレスや食生活の乱れ、睡眠不足など生活習慣に関連する起因

    生活習慣に乱れが生じると、脳の視床下部の働きに影響が及びます。女性ホルモンが分泌される視床下部では、自律神経の働きもコントロールしている重要な役割りを担っている部位なので、ここに異常が生じると自律神経失調症やホルモンバランスの崩れから生じる症状がみられるようになります。

    自律神経とホルモンはお互いに大きく影響しあっており、自律神経に乱れが生じることでホルモンバランスの崩れが引き起こされますし、その反対にホルモン分泌に乱れが生じると自律神経のバランスが崩れることとなります。

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    下のグラフの通り、女性ホルモン『エストロゲン』の分泌量は年齢によって変わります。 女性ホルモンは、「思春期」に入り、初経(初潮)を迎えたころから分泌が始まり、その後、急激に量が増え、20代後半から40代前半の「成熟期」には分泌量がピークを迎えます。40代後半から50代にかけての「更年期」を迎えると、卵巣の機能が衰えて、女性ホルモンの分泌量は急速に減ります。

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    女性ホルモンの分泌リズム(約28日周期の月経リズム)によって、いつものスキンケア化粧品が肌に合わずヒリヒリしたり、不摂生をしたわけでもないのに吹き出物(ニキビ)ができたり、皮脂が過剰に分泌されてテカリが気になる・・・など自覚している方は多いのではないでしょうか。また、閉経前後に肌のハリ、たるみが以前よりも気になるようになった・・・など感じている方もいるのではないでしょうか。

    これらの肌状態の変化からも分かるように、「女性ホルモン」は女性らしい体をつくり、妊娠機能を司るだけではなく”美肌”とも関係があります。

    月経後の卵胞期に多く分泌される「エストロゲン」は別名”美肌ホルモン”とも呼ばれます。一方、排卵後の黄体期に分泌される「プロゲステロン」は、肌の調子を不安定にしがちなため”ブスのホルモン”と呼ばれることもあります。これら2種類の女性ホルモンの分泌量が、女性ホルモンの分泌リズム(約28日周期の月経リズム)によって増えたり減ったり変動することで肌状態は変化します。 ho2.bmp

    エストロゲン(卵胞ホルモン)の肌への影響とは?

    エストロゲンは、別名”美肌ホルモン”といわれ、美肌づくりとも関係があります。妊娠を準備するホルモンなので、異性を呼び寄せようと、女性の体や肌、髪を美しく魅力的に見せてくれる力があるそうです。 エストロゲンには、皮下脂肪を増やす働きがあり、この作用で肌にハリと弾力がでます。また、体内に水を溜め込むような働きかけがあるので、肌の潤いがアップし、血管拡張作用により肌色も良くなります。また、フリーラジカルに対する防御を与えるといわれています。(抗酸化作用)

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    プロゲステロン(黄体ホルモン)の肌への影響とは?

    プロゲステロンは、女性の体を妊娠状態に保つ作用があるため、水分を溜め込んだりしてむくみやほてりを起こしますが、皮脂分泌を促進して、肌や髪に潤いやつやを与える美肌作用もあります。・・? 受精卵と母胎を守るために、受精卵が着床したベットをやわらかくしようと体に水を溜め込むために肌の潤いはアップする一方でむくみやすく、紫外線による刺激から細胞を守ろうとするためにメラニンが増えてシミができることもあります。また、皮脂の分泌を促すなど、男性ホルモン(アンドロゲン)のような働きをするといわれています。

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    女性らしさの要である「女性ホルモン」ですが、単純に女性ホルモンが増えれば、より美しくなれる!女性らしくなれる!といったものではありません。むしろ女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が過剰になることによって、乳がんや子宮体がんのリスクが高まるとされています。一方、「プロゲステロン」は子宮体がんの発症リスクを抑えるといわれていますが、過剰に分泌されると、皮脂過剰により肌が固くなりニキビができやすくなるなど肌トラブルが起こりやすくなります。

    女性ホルモンは、”分泌量”ではなく、エストロゲンとプロゲステロンの”分泌量のほどよいバランス”が大切なのです。

    また、女性ホルモンが減ると相対的に男性ホルモンの力が強くなります。それにより、肌が脂っぽくなったり、ニキビが出来たり、女性なのに髭が生えるなどトラブルが起こりやすくなります。男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモンだけを持っているわけではなく、男女とも男性ホルモンと女性ホルモンが同時に分泌されています。これらのホルモン分泌のバランスは、性別によって異なりますが、それぞれふさわしい体や健康を維持するために必要な配分で分泌されています。

    男性ホルモンと女性ホルモンのホルモンバランスも大切なポイントなのです。

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    ホルモン分泌のリズムと肌の変化を知ることで、肌トラブルを最小限にするケアをしよう!

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    ホルモンバランスを整えるには、なんといっても「規則正しい健康的な生活を過ごすこと」が大切です。それにより、おのずとホルモンバランスが整い、美肌や健康の維持につながります。

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    ホルモンバランスと食生活には大きな関わりがあります。栄養バランスの悪い食事を摂り続けることでホルモンバランスが乱れると、それに伴い自律神経にも影響を及ぼすこととなります。バランスのよい食生活を心掛け、さらに、ホルモン分泌の変化(月経周期)に応じて必要な栄養素をプラスすることで、女性ホルモンバランスを整えるよう意識しましょう。

    月経~排卵前には、たんぱく質や体を温める栄養素を摂ろう

    肉や魚、卵、納豆、豆腐などに多く含まれるたんぱく質は、女性ホルモンの材料にもなっています。この期間に限らず、いつもしっかりたんぱく質を補給しましょう!また、月経中は月経痛や血行不良による冷えに悩む女性が増えます。体を温め血行を良くする生姜や、月経時の痛みを緩和するEPAが豊富な青魚などを摂り、冷えと痛みを和らげ予防しましょう。

    排卵~月経前には、鉄や食物繊維を摂ろう

    ひじきやレバー、小松菜、煮干しなどに多く含まれる鉄や、カルシウム、マグネシウムなどは、血液や子宮内膜に不可欠な成分です。女性は毎月月経があるため、常に食事からこれらの栄養素を摂っておくことが必要ですが、この時期はより意識して摂ることをおすすめします。また、この時期は黄体ホルモンの影響で、むくみや便秘に悩む女性が増えます。そのため、腸の動きを活発にする食物繊維や発酵食品を摂ってデトックスも意識しましょう。

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    睡眠時間不足や睡眠の質が低下すると、視床下部にも悪影響を及ぼすこととなり、結果として自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こすこととなります。また、ホルモンによって睡眠には変化が起きます。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)は、それぞれ眠気に抑制と促進の効果を及ぼすのだそうです。それを知った上で、自分に適した睡眠をとり、ホルモンバランスを整える睡眠習慣を心掛けましょう。

    黄体期(排卵後~月経前)は、眠くなりやすいが、眠りの質や効率が低下しやすい

    プロゲステロンには睡眠作用があるといわれ、黄体期(排卵後~月経前)や妊娠初期は眠くなりやすいといわれています。この症状は、妊婦さんが安静、無事に過ごせるための生理的な働きと考えられています。一方で、黄体期は基礎体温が高くなるため、夜も深部体温が低下せずに、寝付き難くなったり、眠りの質や効率が低下してしまうことがあります。(深部体温が下がることで人は眠りやすくなる性質があります)。快適な睡眠のための環境づくりなど工夫してみるとよいでしょう。

    卵胞期(月経後~排卵前)は、眠りが安定傾向になる

    卵胞期(月経後~排卵前)は、エストロゲンの分泌が増え、心身、睡眠ともに安定傾向にあります。また、卵胞期は体温が低く、深い睡眠が多くなる報告があるそうです。 ちなみに、排卵期は受精しやすいように睡眠時間が短くなるというといわれています。

    CHECK!!<特集>良質な睡眠という美容

    前編 http://www.tarumi-labo.com/special/2011/03/13.html

    後編 http://www.tarumi-labo.com/special/2011/04/post-5.html

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    運動は自律神経を活性させる働きがあります。運動不足により、自律神経の活動が減少すると、ホルモンを整えようとする働きも低下してしまいます。そのため、毎日体を動かしている人は自律神経が正常に機能しているのでホルモンバランスを調整しやすいといわれています。特別なスポーツに取り組む必要はなく、近所をウォーキングするなどの軽い運動を毎日継続することが大切です。

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    心身一如といわれますが、心と体には密接な関係があります。脳の視床下部は、ストレスに対して敏感で、過労やストレスが蓄積されていくことにより自律神経やホルモンのバランスを維持することが困難となり乱れを引き起こします。 ストレス過多の場合は、溜めこまず、前向きに対処することが大切です。運動して汗を流す、美味しいものを食べる、友人とおしゃべりする、ショッピングするなど、自分に合ったストレス解消法を見つけて実行するようにしましょう。

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    過酷なダイエットによるストレスは、ホルモンバランスを崩し、さらに自律神経の乱れを引き起こします。すると、生理不順や体調不良を来たしやすくなります。ダイエットをする場合は、無理の無い範囲で行うようにしましょう。ちなみに、ホルモン分泌のリズムによってダイエットに向き不向きなタイミングがあります。

    プロゲステロンの分泌が増える黄体期(排卵後~月経前)までは食べすぎに気をつけて

    プロゲステロンの分泌が増える黄体期(排卵後~月経前)は、体が疲れやすくなり、気持ちもイライラしたり落ち込んだりしがちです。また、水分を溜め込みやすくなるためむくみやすく、大腸の蠕動運動が低下するので便秘になりやすいといわれます。また自律神経の働きも鈍くなるということもあり、ダイエットの効果が出にくい時期です。

    また、プロゲステロンは、妊娠や出産に備えて、食事で取り込まれたエネルギー(糖)を皮下脂肪として体内に蓄えてしまう傾向があります。そのため、食べすぎに注意することが必要です。プロゲステロンが分泌される時期は「体重を減らそう」と考えるのではなく、「現状を維持して増やさないように」と考えたほうがよいでしょう。

    エストロゲンの分泌が増える卵胞期(月経後~排卵前)まではダイエットにベスト!

    エストロゲンの分泌が増える卵胞期(月経後~排卵前)は、心身ともに体調がよく、ダイエットや運動の効果も出やすくなります。エストロゲンは、内臓脂肪を見つけると血中に流してエネルギーとして使い小さくします。赤ちゃんが子宮内で成長していく過程で、子宮が十分な大きさになるように内臓脂肪を減らしてくれているのです。 ダイエットを始めるなら、内臓脂肪が減りやすいエストロゲンが分泌されているこの時期にするとよいでしょう。

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    下の項目の中で、当てはまるものはありますか?

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    これらの項目は、女性ホルモンの分泌が減少しているときに起こりやすい症状です。当てはまるものがあったら、「女性ホルモンバランスが乱れている」と疑ったほうがいいかもしれません。

    ホルモンの分泌量は、ストレスや不規則な生活習慣、加齢などが原因して減少します。すると、女性の場合、女性ホルモンの分泌が減ることで男性ホルモンの比率が高まり、いわゆる女性の男性化(髭が生える、肌が脂っぽくなる、怒りっぽくなるなど)が起こる場合があります。ホルモンバランスを整えることは健康や美肌のために大切なのです。

    自分のホルモンバランス、分泌レベルを知ろう!

    では、実際に自分の体内のホルモン分泌がどうなっているか気になりませんか? クリニックでは『ホルモンドック』という血液検査により100項目以上のホルモンバランスチェックを行い、徹底的に分析することができます。自分のホルモン分泌の状態を知り、それに合わせた補充療法を行うことで、その後10年20年が変わってくるのだそう。

    補充療法って?

    減少したホルモンを補充する「(総合)ホルモン補充療法」。 ホルモン補充療法は、年齢とともに足りなくなったホルモンを戻りたい年齢の水準まで 少量ずつ長期間にわたって、その人に合った方法で総合的にホルモン投与を計画的に行っていくことで若い頃の美しいスタイルと健康・体力・気力を取り戻すといったもの。

    女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」などの単独処方もあり、内服やクリーム、ジェル、テープ、筋肉注射などその人に合った方法で投与することができます。しかし、気をつけなくてはならないのは、ホルモンを投与する場合に足りないホルモンだけを単独で投与することで、ホルモンバランスを崩したり、病気の原因になる可能性もあるということです。ホルモン補充療法を行う際は『ホルモンドック』を受けて、自分のホルモンバランスを知り、お医者様からカウンセリングをしっかり受けて、取り入れていくことが大切です。

    取材協力:シロノクリニック http://www.shirono.net/

    シロノクリニック 総合ホルモン補充療法  http://www.shirono.net/operation/antiaging/antiaging/


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