顔のたるみ特集

医師が答える! “秋枯れ肌”回復のカギは「血管」だった!!

9月も残すところ、あと少し。「秋冷え」という言葉もあるように秋も次第に深まり、ひんやりと肌寒い日も増えてきました。
夏に比べて過ごしやすいこの時季ですが、身体が冷えることで、様々な肌トラブルが起こる季節でもあります。「冷え」といえば、血流が滞っていることが大きな原因のひとつ。
そこで、今回は皮膚科領域の先端医療や最新の成分に精通した美のエキスパートであるシロノクリニック総院長 城野医師のインタビュー「肌の老化と血管の関係」「血管の回復について」「血流促進方法とは」をもとに、肌老化に大きく関わる血管ケア方法をお伝えします。

(調査概要:ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」WEBアンケート調査/20~59歳女性434名/調査期間:2017年9月20日(水)~21日(木))

まず、秋口に血行の悪さを感じることがあるかを調査したところ、2人に1人の人が「ある(52.8%)」と回答。季節の変わり目ということもあり、気温が次第に下がるこの時季は、身体の血のめぐりが滞りがちになります。それを実感している人は多いようです。

次に、その秋口の血行の悪さは血行促進(血管ケア)をすることで改善できることを知っているかという問いでは「知らない」が8割弱という結果に。多くの人が血行不良の改善策として血行促進(血管ケア)を意識していないことがわかりました。

続いて、Q2で「秋口の血行の悪さは血行促進(血管ケア)をすることで改善する」ことを「知っている(22.4%)」と答えた人に向けて、血行促進(血管ケア)をすることで顔や身体へ具体的にどのような効果が現れるかを聞きました。その結果、「冷えにくくなる(76.3%)」「むくみにくくなる(76.3%)」という回答が集中。身体に起こる、血行促進の効果は多くの人に認識されているようです。一方、「肌がたるみにくくなる(11.3%)」と答えた人は少なく、肌に対しての効果はあまり認知度が高くないことがわかりました。

血管は加齢により機能が低下するといわれていますが、衰えた血管はケア次第で元に戻るもの。そこでそのことについて知っているか調査したところ、なんと75.1%の人が「知らない」と回答し、「知っている」と答えた人はわずか24.9%でした。残念ながら、多くの人が血管の衰えは元には戻らないと思い込んでいるということがわかります。

Q4で血管ケアをすることで衰えた血管が元に戻ることを「知っている」と答えた24.9%の人に、具体的な血行促進(血管ケア)の方法について聞きました。すると、「身体を冷やさない(53.7%)」、「ストレスをためない(41.7%)」、「睡眠の質をあげる(40.7%)」、「健康的な食生活(40.7%)」など、日常生活の中で意識的に行う対策が上位を占めています。一方で「炭酸系アイテムを使用する(1.9%)」という選択は少なく、アイテムを使用したケアを取り入れている人はごく少数だということがわかりました。

血行不良は肌トラブルの元!たるみを回避するための
効果的な対策についてお伝えします!

血行不良の原因はストレスや食生活など様々ありますが、この時季は特に気温差による血行不良に悩まされる人が増える傾向があります。
秋口は急に空気が冷え、身体は体温が下がらないように熱を保とうとします。
そこで交感神経が活発に働き血管を縮ませることで、血流の量を減らして放熱を抑えようとします。その結果、血行が停滞
するのです。これがいわゆる血行不良の原因です。


さらに、身体が冷えると血中の脂肪分が固まり、血がドロドロ状態に。結果、血液の流れをより遅れさせるという悪循環に陥ってしまうのです。

血管には①動脈、②静脈、③毛細血管の3種類があります。

「動脈」は心臓から送り出される血液で、身体中に必要な酸素や栄養素を運んでいます。
「静脈」は老廃物を回収する役割や、血液を活動量に合わせて循環させるために貯蔵する働きを担っています。


そして「毛細血管」は動脈と静脈をつなぐ細い血管で、体中を網目のようにめぐり、酸素や栄養素、老廃物の受け渡しを行っています。
実は、毛細血管は人間の血管の99%を占め、人体最大の臓器ともいわれています。

このように様々な役割を担っている3種類の血管ですが、特に肌に影響を与えるのは毛細血管。肌は身体のなかで一番外側にある組織のため、毛細血管の状態がダイレクトに反映されるのです。

この時季、冷えにより血行不良が起こると、血液は老廃物をしっかりと流すことができず血流が停滞します。加えて、普段血液によって運ばれていた酸素や栄養素が細胞に十分に行き渡らなくなることで、肌のターンオーバーが乱れがちに。
そして本来垢となって剥がれ落ちるはずの角質が肌表面に残ることでシミが定着したり、乾燥してシワの原因になったりと様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。


それでは、血行不良とたるみの関係はどうでしょうか。

上でもお話したように、毛細血管の働きが低下し、肌にとって必要な酸素や栄養素が十分に行き渡らなくなることで、肌は新陳代謝が鈍くなりコラーゲンやエラスチンなどハリや弾力を司る線維の生成が阻害され、結果的にたるみにも繋がってしまうのです。
つまり、たるみのない美肌には、酸素や栄養素を細胞のすみずみに届けてくれる毛細血管の働きが必要不可欠!

しかし、その毛細血管は年齢とともに徐々に消失し、その機能は衰えていきます。
そして血管がなくなったように見えることがあります。これは血管の「ゴースト化」ともいわれる現象です。
「美肌を保つ血管がゴースト化だなんて!」と思われた方も、ご安心ください。実は、このゴースト化した血管は、ケア次第で再生できるのです!

血行不良の対策は血行促進。具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか?効果的な方法をお伝えします!

毛細血管のゴースト化を防ぐには、外からもケアをしていくことが効果的です。

1炭酸ケア

よく耳にする炭酸ケア。なぜ、血行促進に良いのでしょうか。

炭酸が肌に浸透すると血中の二酸化炭素濃度が高まります。すると肌は酸素不足と錯覚し、より多くの酸素を運ぼうとして血管が拡張し、結果、血流がスムーズになります。
そうすると酸素や栄養を細胞のすみずみまで届けることができ、滞っているターンオーバーを促すことができるのです。
また、炭酸には油やタンパク質に吸着する性質もあるため、不要な角質や皮脂を浮かせて除去する働きもあり、たるみの原因となる角質肥厚の改善も期待できます。

2血行促進成分配合スキンケア

血行を促進するには、代謝を上げることも重要。そこでおすすめなのが美容成分「ヒハツエキス」です。
ヒハツとは、東南アジアに分布するコショウ科の植物です。インドでは身体を温めるものとしてアーユルヴェーダで用いられ、中国では伝統医学で使用されていたそうです。
このように血行促進し新陳代謝を活発にさせ、代謝を上げてくれる効果が「ヒハツエキス」にはあります。さらに抗酸化作用もありアンチエイジングなどにも効果が期待できるのです。

このヒハツエキスは、化粧品やサプリメントでも手軽に取り入れることができます。是非試してみてはいかがでしょうか。

局部的なマッサージも良いですが、やはり身体全体の血行を整えるためには全身を一気に温めることのできる入浴がおすすめ。
38~40度のお湯に20~30分ほどゆっくり浸かることが良いといわれています。
少しぬるいと感じるかもしれませんが、この温度がリラックス効果を感じやすく血流を改善するのに良いそうです。

また、毎日の生活の中で簡単なストレッチを取り入れたり、歩く量を増やしたりすることも血行を良くする対策のひとつです。
最寄り駅の1駅手前で降りて歩いたり、歯磨きをするときに脚の上下運動をするなど、些細なことから始めて身体全体の血行促進を意識してめぐりを良くしましょう!

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