顔のたるみ特集

秋のスキンケア、本当にそれでいいの? 冬に後悔しないための保湿の鍵は●●●だった!

木の葉も色づき秋らしくなってきて、ぐっと冷え込む日も多くなってきたこの頃。肌の乾燥に悩み始める人も多いのでは?インターネットの検索ワードで「乾燥肌」と調べる人の数は、9月から10月でなんと約2.5倍に増えるというデータもあるそうです。皆さんが肌の乾燥を実感し、気になりはじめるのが10月ということなんですね。
この時季に乾燥を放っておくと、寒さが一層厳しくなる冬にはますます状況が悪化。
この時季のスキンケア次第で冬の肌が決まるといっても過言ではありません!後悔しないために、今、肌の保湿を見直しましょう!

今回は、皮膚科領域の先端医療や最新の成分に精通した美のエキスパートであるシロノクリニック総院長・城野医師に行った「乾燥と保湿」のインタビューをもとに、秋の乾燥に打ち勝つ方法についてお伝えします。

(調査概要:ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」WEBアンケート調査/20~59歳女性 432名/調査期間:2017年10月18日(水)~19日(木))

まず、秋の乾燥について調査したところ、8割以上の人が秋に顔の乾燥を感じているという結果に。やはり気温や湿度が下がるこの時季は、大多数の人が肌の乾燥を感じているようです。

続いて、Q1で秋の乾燥を「非常に感じる」「感じる」と答えた人へ向けて、何らかの保湿ケアをしているかを調査したところ、17.7%の人が「していない」と回答しました。大多数の人が意識的に保湿ケアを行っている一方で、乾燥を感じていながら、特に保湿ケアをしていない人が2割近くもいるという結果に。

Q2で、乾燥を感じていながら保湿ケアをしていないという人に向けて、なぜ乾燥対策をしないのかを聞いたところ、「面倒だから」という回答が半数以上(54.0%)とダントツで、次いで「秋のケア方法がわからないから」という回答が上位にあがりました。乾燥対策は手間がかかり、季節に沿ったケア方法を知らないという人が多いようです。

一方、Q2でこの時季に何らかの保湿ケアをしているかという問いに対して「している」と答えた人(82.3%)に対策内容を聞くと、「化粧水をたっぷり使う(72.3%)」という回答が圧倒的に多いという結果に。普段から使っている化粧水の量を増やして使用することは、比較的取り入れやすいケア方法なのかもしれません。
一方で、オイルを使用した保湿ケアを行っている人はわずか16.1%という結果に。保湿ケアは補給した水分にフタをすることでうるおいを逃がさないことが重要ですが、表面に膜を張る役割のあるオイルをスキンケアの中で取り入れている人はかなり少ないようです。

Q4で、「オイルを使う」と回答しなかった人に、オイルを使わない理由を聞いてみたところ「べたつくことが嫌だから」と感じる人が6割以上だということが判明。オイルに対してべたつくという印象を持ち、使うことが億劫になっている人が非常に多いようです。

まず、多くの人はなぜこの時季に乾燥が気になりだすのでしょうか。
秋の乾燥の原因は、大きく3つあります。

夏の紫外線ダメージ

夏に受けた紫外線ダメージは、実は秋になって表面化します。秋になって急に肌が敏感になった、化粧水が合わなくなったなど、ゆらぎ肌を実感している方も多いのでは?これは、紫外線ダメージの蓄積によってバリア機能が低下し、肌が刺激を感じやすくなっていることが考えられます。バリア機能が弱まるとさらに乾燥を招くため、秋の気温低下によるものとのダブルパンチを受けることになります。

気温・湿度の低下

夏から秋にかけて気温はゆるやかに低下しますが、気象庁によると、10月は1年の中でも湿度がガクンと下がる月です。さらに、肌寒い日は暖房器具を利用する機会も増えるこの時季。暖房器具は、部屋の温度を上げる一方で湿度を低下させてしまいます。一般的に、気温と湿度が低下すると肌の水分量は減少し、乾燥肌の原因になります。肌がうるおい不足になると表面の角質がめくれ、そこからさらに水分は蒸散、肌はカサカサになってしまいます。

皮脂量の低下

皮脂というとテカリやニキビなどのマイナスイメージを持つ人もいるかと思いますが、皮脂は肌の水分蒸散を防ぐ「フタ」の役割を担う大切な存在です。秋の乾燥した気候のもとではその皮脂量が低下しやすく、肌にうるおいを閉じ込められなくなってしまうのです。過剰に分泌された皮脂はニキビなどを生み出す原因となりますが、適量の場合は美肌に必要不可欠です。

秋には乾燥の原因がたくさん。それでは、乾燥はどのようにたるみを引き起こすのでしょうか。

肌が乾燥すると角層の水分量が低下します。表皮の水分が減ると肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンは生成されにくくなります。そして皮膚が支えられずたるみへと進行してしまうのです。さらに、肌に十分なうるおいが保たれていないと紫外線などの外的ダメージを防ぐバリア機能が弱まり、いくら化粧品で美容成分を取り込もうとしても肌が受け入れられず、ますます乾燥を招くという悪循環に陥ってしまうのです。

※コラーゲン:線維状のたんぱく質で、皮膚の骨に存在し、肌のハリを保ちます
※エラスチン:ゴムのように伸縮し、肌の弾力を与える働きをします。

乾燥を防ぐには、化粧水などの水性アイテムで水分を「取り込む」ことも大切ですが、油性のアイテムで上からフタをしてうるおいを「とどめる(水分を蒸散させない)」ことが重要です。そこでおすすめなのが美容オイル。

肌のうるおいには、「細胞間脂質」という脂質が大きく関係しています。
細胞間脂質は肌の角層細胞の間を埋める脂質で、健やかな層構造を保ち、乾燥を防いで肌内部に水分を抱え込む働きを持っています。 そのため、うるおいをとどめるためには細胞間脂質の機能を最大限に引き出してあげることが重要です。

オイルは脂質との相性が良く、細胞間脂質のすみずみまでなじんで細胞の乱れを整えるこどで、うるおいをとどめることのできる「皮脂膜」のような働きをして水分をキープすることができます。つまり、多くの人が悩んでいる秋の乾燥の対策として、オイルでケアすることも大切なのです。

乾燥を防ぐには、化粧水などの水分や美容成分を「入れ込む」ことや、それらが蒸散しないように「とどめる」ことが重要とお伝えしました。実はそれら以外にも、大切なステップがあります。それは、「落とす」ということ。クレンジングや洗顔を正しく行い、化粧水などがしっかり入る肌へと整えることも大切です。

クレンジング

クレンジングは、皮膚表面の余分な皮脂やメイクなどの油性の汚れを浮かせて落とすことが目的。ゲルタイプ、クリームタイプ、オイルタイプなど様々なクレンジング料がありますが、乾燥対策のためにはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたクレンジング料を使用することがおすすめです。

▼正しいクレンジング方法についてはコチラ
「メイク落とし」がたるまない素肌を手に入れる近道に!≫

洗顔

洗顔は、汗や古い角質、ほこりなどの水性の汚れを落とすことが目的。石鹸タイプやフォームタイプなどがありますが、どれもしっかり泡を立てて肌にのせ、手が肌に直接触れないように洗うことが重要です。
洗顔後に「つっぱる感じがする」「乾燥が気になる」という方は、すすぎの温度と回数を見直してみてください。洗い流しの適温は33~35度で、回数は20~30回。洗い残しも洗いすぎも肌の乾燥を招いてしまうため、是非意識してみてくださいね。

クレンジング・洗顔で肌を清潔にしたら、化粧水、乳液やクリームなどで肌を整えます。乾燥が気になる秋には、このスキンケアステップに美容オイルを取り入れることがおすすめ。

先ほどもお伝えしましたが、オイルは肌のうるおいを保つ「細胞間脂質」との相性がよく、肌の乾燥を防ぎます。
また、オイルのなかでも「スクワランオイル」は皮脂膜を構成するうるおい成分のひとつ。保湿や肌がもともと持っているバリア機能の回復はもちろん、キメの改善にも働きかける、優秀なオイルです。

オイルの使用法

それでは具体的に、どのように使用すればよいのでしょうか。
代表的な使用例は3つあります。

1導入液(ブースター)として使用
オイルには導入の効果もあるということをご存知ですか?スキンケアの最初に塗布することで肌をやわらかく整え、次に使うスキンケアアイテムの美容成分の浸透力を高めることができます。アンケート調査(Q5)でオイルを使わない理由として「べたつくことが嫌だから」という意見が多くありましたが、最近ではサラッとした軽いつけ心地のオイルも多く販売されているので是非試してみては?
2日頃のスキンケアアイテムに混ぜて使用
化粧水の後、油分を含む乳液やクリームなどのアイテムに混ぜて使うことで保湿力アップが期待できます。今使っているスキンケアアイテムに混ぜるだけなので手軽にプラスの保湿ケアができます。
3乳液やクリームの代わりとして使用
化粧水や美容液などで一通り肌を整えた後に、最後の仕上げとしてオイルで肌を包み込むこともおすすめ。オイルが乳液やクリームなどの油分を含んだアイテムの代わりとなり、保湿成分をとどめることができます。

つまりオイルは、どのタイミングで使っても効果的に保湿をしてくれるアイテムなのです。
これなら、「面倒だから」乾燥対策をしないという方にも、手軽に使用していただけるのでは?

冬にうるおいあふれる肌でいるために、この秋はオイルで集中的な保湿ケアをしましょう!

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