顔のたるみ特集

たるみはコラーゲンで解消できる! ~医師が明かす、コラーゲンの可能性~<前編>

ぽかぽかと春の陽気を感じ始めるようになったこの頃ですが、肌の調子はいかがでしょうか?

一般的に、季節の変わり目は肌の状態も乱れがちになります。1日の中での寒暖差に加え、花粉も飛散するこの時季は肌のバリア機能が弱まり水分保持力も低下する傾向に。
バリア機能が低下すると、角層に水分を蓄えておくことができず乾燥しがちに。すると外的刺激を受けやすくなり、肌表面がカサカサする肌あれに繋がります。そして、肌内部のうるおいまで失われた状態が続くと、表皮だけではなく真皮にまで影響が及び、肌の弾力を生み出すコラーゲンやエラスチンの生成力が衰え、たるみの原因になってしまうのです。

このような季節の変わり目こそ、スキンケアの見直しが大切。しかし、無数にある美容成分を調べれば調べるほど、「結局何がどう良いのかわからない・・・」なんていう方も多いのでは?
そんな方に今、注目してもらいたいのはズバリ、“コラーゲン”! 今回は、皮膚科領域の先端医療や最新の成分に精通した美のエキスパートであるシロノクリニック総院長 城野医師のインタビューをもとに、コラーゲンのもつ秘めた力について、2本立てでお伝えいたします。

(調査概要:ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」WEBアンケート調査/20~59歳女性 384名/調査期間:2018年2月20日(火)~ 21日(水))

Q1で、加齢によりコラーゲンの量と質が低下することを知っているかを尋ねると、6割以上の人が「知っている」と回答。コラーゲンが減少する要因は、紫外線や乾燥など様々ありますが、誰もが避けては通れない「加齢」が引き金になるということは一般的にも知られているようです。

次に、Q2でコラーゲンの量の低下により生じる肌変化について知っているものを聞いたところ、8割以上の人が「ハリの無い肌」と回答。しかし、その他にも「毛穴の開き」、「二重アゴ」など、コラーゲン量の低下による肌変化は多岐に渡ります。
また、「こけた頬」や「マリオネットライン」、「ゴルゴライン」などは、たった1割程度の人しかコラーゲン量の低下との関係性を認識していませんが、シロノクリニック総院長の城野先生によれば、どれもコラーゲン量の低下による老け顔サインとのことです。

誰もが一度は耳にする、
なじみ深い「コラーゲン」ですが、その作用は様々。

まずは、コラーゲンについてより詳しく知りましょう!

Q1.そもそもコラーゲンって何?
皮膚・骨・血管などに多く含まれる、人体を構成する重要な成分のひとつで、タンパク質からできています。人間の身体をつくるタンパク質のうち約30%はコラーゲン。さらに、肌内部の真皮においては約70%を占め、網目状のネットワークを作り肌の弾力を保っています。
Q2.コラーゲンの種類はどれくらいあるの?
人間の身体の中には全部で28種類あるといわれています。そのうち9種類が皮膚に存在し、Ⅰ型、Ⅱ型…と「型」で分類されていて、その中でもⅠ型、Ⅲ型のコラーゲンは肌のハリや弾力を保つのに重要といわれています。
Q3.どんな構造で、肌のハリを保っているの?
コラーゲンは、線維を形成するコラーゲンや、線維の太さを調整するコラーゲン、線維を形成しないコラーゲンなど様々なものがあります。なかでも真皮のコラーゲンは、太い線維をつくるアミノ酸が繋がってできた鎖を3本組み合わせた「3重らせん構造」。それが多数集まり太いひも状になったものがコラーゲン線維で、皮膚の強度を保つ組織として肌のハリや弾力をつくっています。
Q4.コラーゲン量の低下は、肌にどのような影響を与えるの?
大きく2つあります。1つは、コラーゲンは肌の弾力を司っているため、量が低下することでハリが不足し、しわやたるみが生じやすくなること。2つ目に、コラーゲンの量が低下すると、真皮でコラーゲンの隙間を埋めて水分を保つ役割を司っているヒアルロン酸の量も低下し、肌が乾燥しやすくなること。真皮の水分不足は肌全体に大きな影響を与えるため、角層の働きまで低下し、外的刺激に弱くなりさらに乾燥するなど悪循環が生まれてしまうのです。

コラーゲンのほかに、肌のハリ・弾力をつくるのに欠かせない主な要素が3つあります。

肌の断面図
1.エラスチン
エラスチンとは、線維状のタンパク質で、コラーゲン同士を結びつけて網目状に組み立てる働きをしています。組み立てられたものは、ゴムのように伸縮する性質があり、肌の弾力や柔軟性を維持します。
2.ヒアルロン酸
ゼリー状のヒアルロン酸は、コラーゲンとエラスチンによって作られた網目状の構造の隙間を埋める役割を担い、肌のうるおいを保っています。
3.線維芽細胞
線維芽細胞は、いわば美肌の製造工場。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を産生し、美肌に導きます。

コラーゲンとの関わりあい

肌を支え、内側から弾む肌へ整える

真皮のコラーゲンは、真皮の構造全体を支える支柱のような役割を果たしています。
しかし、それはコラーゲンだけの力ではなしえません。コラーゲンをエラスチンが繋ぎヒアルロン酸が隙間を埋めることで、しっかりとした土台を作り、肌にハリや弾力をもたらすのです。また、そうして強固になったコラーゲンが真皮の構造を支えることで、線維芽細胞が正常に機能できる環境も整います。そして、肌の水分を保持するヒアルロン酸も滞りなく産生され、うるおいを保つ役割を十分に発揮できるようになるのです。
つまり真皮では、コラーゲンとエラスチン、ヒアルロン酸、そしてそれらを生み出す線維芽細胞がそれぞれ関わりあいながら、肌のハリと弾力、うるおいを保持しているのです。
しかし裏を返せば、加齢などにより線維芽細胞が衰えてコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生が滞ると、肌ではハリや弾力が失われ、下方向へたるむ原因になります。

アンケート調査結果では、コラーゲン量の減少による肌変化について「ハリの無い肌」「ほうれい線」などがあがりました。
しかし実は、「マリオネットライン」や「ゴルゴライン」もれっきとしたコラーゲン不足による肌の変化。

これらの写真は、全て「コラーゲン不足」によるものです。是非、ご自身の顔と見比べてチェックしてみてください。

  • ハリの無い肌
  • こけた頬
  • 目の下の影やシワ
  • まぶたの凹み
  • ほうれい線
  • もたつくフェイスライン
  • ひらいた毛穴
  • 流れた毛穴
  • 首のシワ
  • 二重アゴ
  • マリオネットライン
  • ゴルゴライン
ひとつでも当てはまれば、コラーゲン不足の可能性が。
後編は、コラーゲンの効果的な取り入れ方についてお伝えします。
お楽しみに!
具体的なケアについては、次回4月中旬予定
「たるみはコラーゲンで解消できる
~医師が明かす、コラーゲンの可能性~<後編>」をご覧ください!

■ たるみ肌によいと言われる「コラーゲン」を選ぶ基準って!?

■ それは知らなかった!身近な○○がたるみ改善に効果的な理由

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