顔のたるみ特集

顔のたるみケアに必要なのは約9割がしていない「抗酸化ケア」だった!

kassei008.jpg 「活性酸素って何?」

強い紫外線や、ダイエットのための激しい運動、旅行疲れや、外出先での混雑のストレスなど、身近なところで「活性酸素」が発生する環境が潜んでいる夏。気付けば顔にシミやたるみが・・・。

今回『顔のたるみ研究所』ではアンケートで半数が知らなかった「活性酸素」の真実に迫ります。

秋口に雑誌やテレビなどで良く見かける「肌サビ」「肌疲れ」の文字が指し示す、シミ・シワ・たるみ等の老化現象の原因となるのがこの「活性酸素」。酸素を吸っている限り、体内には常に「活性酸素」が発生します。今月の『顔のたるみ研究所』の特集は、老化や病気の原因の9割を占めるこの「活性酸素」にフォーカスし、その原因と解決法を探っていきたいと思います。


《 もくじ 》

Ⅰ アンケート調査結果 : 2人に1人が「活性酸素」が肌に与える影響を知らなかった!

■ 2人に1人が知らなかった「活性酸素」の影響
■ 「激しい運動」が活性酸素を増やすという認知度はたったの4%
■ 「肌サビ」のイメージは老化に直結
■ 約9割が抗酸化ケアをしていなかった!

Ⅱ 「活性酸素」はどうやってできる?

Ⅲ 「活性酸素」が増える6つの原因

1. 呼吸
2. 無酸素運動 or 激しい運動
3. 化学物質が体内に入る
4. ストレス
5. 紫外線・放射線
6. 飲酒

Ⅳ 活性酸素が引き起こす「顔のたるみ」

Ⅴ 酸化を防ぐには?抗酸化成分が含まれる食品3種&認知度4%!最新の抗酸化成分「フラーレン」

Ⅰ アンケート調査結果 : 2人に1人が「活性酸素」が肌に与える影響を知らなかった!

夏真っ盛りで紫外線を浴びた肌、普段していない過度のスポーツや、ストレス。それらは私たちの知らないうちに体内にある細胞を傷つける原因となり、肌に影響を及ぼしていたのです。そこで、ドクターシーラボ『顔のたるみ研究所』では代謝と深く関わりのある「活性酸素」について、アンケートを実施し、「活性酸素」が引き起こす肌悩みやその対策法について調査いたしました。(調査概要:インターネット調査 10代~70代 ドクターシーラボWEB会員230名 2012年8月)

2人に1人が「活性酸素」が肌に与える影響を知らなかった!


「活性酸素という言葉を知っていますか?」という質問に、77%が「知っている」と回答。活性酸素がメジャーな存在であることが分かりました。しかし、「活性酸素が肌に悪い影響を与えるということを知っていますか?」という質問では、約半数が「知らない」と回答。多くの方が「活性酸素」という言葉のみ知っているという結果になりました。

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「激しい運動」が活性酸素を発生させるという認知度はたったの4%


「どんなことをしたら活性酸素が増えると思いますか?」という質問では、「紫外線を浴びる(22%)」を筆頭に「ストレスを溜める(20%)」「喫煙(19%)」「睡眠不足(15%)」と”肌に悪そうなこと”がトップ4つを占めましたが、「飲酒(10%」「暴食(9%)」「激しい運動をする(4%)」などについては活性酸素が発生する状況として認知度が低いことが分かりました。

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「肌サビ」のイメージは「老化」に直結する!


活性酸素と深く結びつきのある「肌サビ」についてどんなイメージがあるか質問したところ、「老化(41%)」がダントツで票を獲得し、以降は「くすみ(15%)」「シミ(11%)」「たるみ(9%)」と続きました。

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また、夏真っ盛りの今の肌悩みを聞いたところ、「シミ(27%)」「毛穴の開き(26%)」「たるみ(20%)」と上位3つに票が集まり、強い紫外線の影響が垣間見える結果となりました。

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約9割が抗酸化ケアをしていない結果に・・・


「普段、抗酸化を意識したケアを取り入れていますか?」という質問では実に9割が「していない」と回答。アンケートでは活性酸素が肌に悪い影響を与えることについて半数が「知っている」と回答したものの、ケアに関しては全く考慮せずに日々のスキンケアを行なっていることがわかりました。

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Ⅱ 「活性酸素」はどうやってできる?

テレビや新聞などの情報から、頭の中でなんとなく「体に悪いもの」として認識されている”活性酸素”ですが、実際は生活習慣病や現代病の原因の9割を占めており、認識している言葉以上に体に影響があるもの。その発生経緯もひとつではありません。酸素は生きるために必要な役割を持っていますが、私たちが意識することなく体に取り込んでいる一方、酸化をして身体の組織を傷つけるなどの害をもたらします。

酸化とは?


酸素と物質が結びつくことを「酸化」といいます。例を挙げると、鉄が空気中の酸素と結びつくと「錆び」が起こり、これが酸化となります。また、りんごを切ると、りんごの成分が酸素によって酸化され、時間が経つと茶色くなります。このように、酸素に触れた物質は必ず酸化するのです。

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人間の身体は約60兆個の細胞から作られています。そのひとつひとつの細胞が血液から酸素と栄養分を取り込み、酸素で栄養分を燃やしてエネルギーを得ています。そのエネルギーを作り出す過程で活性酸素が発生し、活性酸素に触れた細胞膜やDNAなどが酸化します。酸化してしまうと、その機能が弱まってしまい、様々な病気の原因となってしまうのです。

活性酸素とは?


では、活性酸素が出来るメカニズムを図で見てみましょう。

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◆酸素を吸う以上、活性酸素の発生は避けられない!

人間は呼吸し酸素を取り込んで生きています。その酸素は細胞内で栄養素と結びつくことでエネルギーを発生させます。このエネルギーを発生させる際に「活性酸素」という物質を排出します。この活性酸素が体を錆びさせる原因となるのです。

もともと活性酸素は体内の異物や毒物、細菌やウイルスを分解する機能を持っていますので、人間には必要な物質ですが、余分な活性酸素は正常な細胞にまでダメージを与えてしまいます。この「ダメージを与える」ことがすなわち「酸化」であり、様々な病気や老化の原因となってしまうのです。

活性酸素は非常に毒性が強く、体内を巡りながら触れたものを破壊します。最初は自分の体では認識できませんが、それがいつまでも抑制されないでいると、細胞の損傷が激しくなり、病気を誘発してしまいます。特に、細胞膜を形成している「脂質」との結合を好み、過酸化脂質を作り出し、細胞の老化を促進。そればかりか、血管を弱らせて脆くしたり、動脈硬化を進行させる原因を作ったりと、いいことがありません。

しかし、酸素を取り込むことで生きている人間にとって、代謝の過程で発生する活性酸素の害は避けることのできないものです。次の項では、どのような場面で活性酸素が発生しているか見てみましょう。

Ⅲ 「活性酸素」が起こる6つの原因 


アンケートでは活性酸素が増える原因について、「紫外線を浴びる(22%)」「ストレスを溜める(20%)」「喫煙(19%)」「睡眠不足(15%)」が大きく票を集めましたが、「激しい運動をする(4%)」は票が集まらず、実際の原因とはかけ離れた認識が世間にあることが分かりました。

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では、実際「活性酸素」が増える本当の原因について探ってみましょう。


【1】 呼吸

私たちが呼吸をして酸素を取り入れた際、体内で酸素と栄養素が結びついてエネルギーを発生させるエネルギー代謝の過程で2~3%の割合で活性酸素が発生します。


【2】 無酸素運動、激しい運動

短時間での激しい運動や無酸素運動をすると、筋肉が一時的に虚血状態になり、その後血流が再開すると、大量に活性酸素が発生します。特に、年を取ってからの運動は無理をするとかえって体に悪いということになります。


【3】 化学物質が体内に入った(喫煙、残留農薬、食品添加物、排気ガス、大気汚染)

生体にとっての異物やこれまでに自然界に無かった化学物質は活性酸素発生の原因となります。


【4】 ストレス

仕事や勉強、人間関係などのストレスも体内で活性酸素を増やす原因です。ストレスから胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったとよく聞きますが、これも活性酸素が原因。ストレスに対抗しようとして副腎皮質ホルモンが分泌され、この分泌と分解の過程で活性酸素が発生します。また、ストレスがあると高血糖になりやすく、この状態も活性酸素が増える原因となります。


【5】 紫外線、放射線

紫外線を浴びると体内に活性酸素が発生します。この活性酸素がメラニン色素の形成を促進し、シミになり、皮膚組織(真皮層)にダメージを与えシワ、たるみを誘発するのです。癌治療のひとつである放射線治療は放射線で体内の活性酸素を増やし癌細胞を死滅させるという目的で使われます。


【6】 飲酒

お酒・アルコール類を摂取すると、内臓に影響がある部分は「肝臓」です。肝臓は臓器の中でも特に酸素を必要とします。肝臓では、呼吸で得た酸素の約30~50%という大量の酸素が消費されているため、呼吸の際に取り込んだ酸素のうちの2~3%が活性酸素に変わりますので、肝臓は内臓の中で最も活性酸素の影響を受けやすいのです。肝臓機能が低下すると、活性酸素も増加し、肌の酸化が進んでしまいます。

Ⅳ 活性酸素が引き起こす「顔のたるみ」


前項で述べたように、私たちの細胞は酸化によって傷つき、衰えます。こうした酸化による老化現象は「肌サビ」と呼ばれ、私たちの美容や健康に深く関わるものとして近年注目を集めています。

肌への酸化現象「肌サビ」は肌年齢を加速させるもの。では、活性酸素がどのように「顔のたるみ」に影響しているのか見てみましょう。


1. コラーゲン・エラスチンを変質させる kasseo021.jpg

活性酸素は、肌のハリや弾力を保持するコラーゲンやエラスチンを変性させ、しわ・たるみをまねく原因になります。特に、紫外線によって発生する活性酸素は、シワ・たるみを引き起こす大きな要因と考えられています。

2. DNAを損傷する

活性酸素は、DNAを傷つけて新陳代謝に悪影響を及ぼします。DNAとは、細胞の情報を司り、細胞の生成や新陳代謝に関与する重要なもので、DNAが傷つくと正常な新陳代謝が行われなくなります。新陳代謝が低下すると、古いコラーゲンがうまく代謝されずに固くなってしまい、やがてシワ・たるみが出来やすい皮膚状態になります。

3. たるみ毛穴を誘発する

紫外線やストレスなどで発生した活性酸素が原因で皮脂が酸化されると、過酸化脂質という肌にとって刺激の強い物質に変化します。その過酸化脂質によって肌表面が刺激を受けると、小じわや毛穴の開き、毛穴のたるみを引き起こす可能性があります。毛穴のたるみや毛穴の開きは、顔全体がたるんで見えてしまう原因になるものです。


過去の特集記事 → 日焼けすると顔がたるむ!

Ⅴ 酸化を防ぐには?抗酸化食品3種と認知度4%!抗酸化の新成分「フラーレン」

人間には本来、活性酸素の発生を抑える「抗酸化力」が備わっています。その力は年が若いほど強く、年齢とともに弱まっていきます。しかし、上の項でお話した「活性酸素が発生する原因」と密接な生活をしている方は年齢を問わず、抗酸化力が低下し、活性酸素が作られやすくなっているようです。特に、喫煙で言えば「1本のタバコで100兆個もの活性酸素ができる」という説もあり、ダメージも大きいことが良く分かります。

まずは活性酸素ができやすい環境から遠ざかるように生活し、「肌サビ」を防ぐことが第一です。そして、毎日の食事で抗酸化成分を含んだ食物を摂取し、体の内側から抗酸化力を高めていくことが大事です。果物に多く含まれる「ビタミンC」、緑黄色野菜に多く含まれる「βカロテン(ビタミンA)」、アーモンドなどの豆類に多く含まれる「ビタミンE」、「亜鉛」、「カテキン」などは、優れた抗酸化力をもつ栄養素ですので、毎日の食事で取り入れてみましょう。

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抗酸化の新成分「フラーレン」とは?


ドクターシーラボ会員の方、230名に行なったアンケートにて「”抗酸化成分”と聞いて思いつく成分は何ですか?」と質問したところ、ダントツで「ビタミンC(37%)」が票を集め、次点に「コエンザイムQ10(19%)」「ビタミンE(18%)」とポピュラーな成分が続きました。その中で注目なのが、その他を除き、最下位となった「フラーレン(4%)」。この4%しか知らない成分「フラーレン」こそが今学会が注目しているスーパー抗酸化成分なのです。

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あまり聞きなじみのない抗酸化成分「フラーレン」は、1985年に星間物質から発見された炭素原子。五角形と六角形を組み合わせたサッカーボールのような球状のナノテク素材です。宇宙の星の中で発見された「フラーレン」ですが、発見者は1996年にノーベル賞を受賞するほどの大発見でした。

「フラーレン」は熱や紫外線に強く、様々な環境で「脂質ラジカル」や「ヒドロキシラジカル」、「スーパーオキシドアニオンラジカル」など、活性酸素(フリーラジカル)に高く効果を発揮し、有害な活性酸素からの皮膚組織への攻撃を防御するエイジングケア効果と、メラニンの過剰生成を抑える効果を持っています。強い抗酸化力で人体に有害な活性酸素をスポンジで絡めとるように吸収することから“ラジカルスポンジ”とも呼ばれ、アンケートでダントツの認知度を誇った「ビタミンC」の約172倍の抗酸化力を持つ優れた成分なのです。

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その効果から、フラーレン配合の化粧品は近年、美容業界で瞬く間に話題となり、「美肌に欠かせない成分」となりました。肌のことを考えた活性酸素対策には、フラーレンが配合されている化粧品の使用がオススメです。活性酸素対策は毎日継続して行なうことが大切ですので、毎日のケアのお手入れに組み込むことが大きなカギとなるでしょう。

< さいごに >

活性酸素は紫外線だけでなく、日々のストレスや運動、タバコの煙などからも発生します。生きている限り発生し続ける「活性酸素」。生活環境の見直しで内側からのケアを、化粧品にプラスして外側からのケアを、両方のケアで美しいお肌を保ちましょう。
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