顔のたるみ特集

知っているようで知らない?最新の「炎症対策」はコレ!

いよいよ夏本番!日焼けが気になる季節の到来です。そんな日焼けの原因は紫外線。
6月は紫外線レベルも強くなり、たるみはもちろん、乾燥やくすみなど光老化に繋がる様々な肌トラブルが増える時季。紫外線対策を徹底的に強化していかなければいけません。
そして今一番気をつけていただきたいのが、紫外線によって引き起こされる「炎症」。
紫外線は肌の真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンを傷つけてたるみの原因になりますが、それだけではなく紫外線ダメージが引き起こす日焼けによる「炎症」によってもたるみは引き起こされてしまうのです!
紫外線による「炎症」は、自分でも気付かないうちに肌内部でじわじわと起こり、やがて真皮にまでダメージを与えて、結果的にたるみの原因となります。
つまり、紫外線量の多いこの時季のたるみケアは、「炎症」に対するアプローチが必要不可欠。そこで今回は、夏の紫外線の肌への影響と、それによって引き起こされる「炎症」が肌をたるませるメカニズム、その効果的な対策についてシロノクリニック横浜院 佐藤美先生に教えていただきました!

(調査概要:ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」WEBアンケート調査/20~59歳女性 384名/調査期間:2018年6月19日(火)~ 20日(水))

まず、普段から紫外線対策をしているか尋ねたところ、77.1%の人が「している」と回答。
最近では、紫外線が増加傾向にあるとニュースでも取り上げられることが多くなり、意識的に対策をしている人が多いようです。

次に、紫外線対策をしていると答えた77.1%の人に、特にどのような目的で対策をしているかを尋ねたところ、「シミ予防」と答えた人が圧倒的多数で83.1%を占めました。
「紫外線=シミ」というイメージが強く、「たるみ予防」と答えた人は2.7%に留まる結果に。
紫外線はハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンを直接傷つけてたるみを引き起こしますが、「たるみ予防」を目的としている人はごく少数であることがわかりました。

また、紫外線によって起こる「炎症」をケアしているか尋ねたところ、60.1%の人が「していない」と回答。
紫外線による「炎症」は、シミのみならず、たるみなど様々な肌トラブルの原因になります。そのままにしておくとトラブルは進行し、肌はさらに元気をなくすことに。「炎症」からの肌トラブルを広げないよう、適切なケアが重要なのです。

次に、炎症対策を「している」と答えた39.9%の人に、具体的にどのように対策しているか聞いたところ「冷やす」ケアがダントツの1位に。一般的に、「熱をもったら冷やすべし」という話をよく聞くことから「冷やす」ケアが票を集めたのではないでしょうか。
しかしその一方で、「抗炎症成分配合の化粧品を使う」・「抗炎症作用のサプリメントを飲む」といった、“炎症対策”としてダイレクトに機能を謳ったアイテムがなかなか活用されていないことも判明。
炎症が起きている部分を「冷やす」ことはもちろん大切ですが、それだけでは十分な炎症対策とはいえません。炎症を徹底的にケアするには、炎症に直接働きかけるアイテムの活用もマストです。

最後に、炎症対策をしていると答えた人に、「炎症」がたるみの原因になることを知っているか尋ねると、56.8%の人が「知っている」と回答。
日頃から「炎症」対策を意識してスキンケアをしている人は、肌で起こる「炎症」がたるみの原因になることに気付いているようです。

ではこの「炎症」によるたるみは、どのように生まれるのでしょうか。
今回は、そのメカニズムと効果的な対策についてお伝えします!

「炎症」の大きな原因のひとつである紫外線。まずその紫外線についておさらいしましょう。

紫外線は、その波長の長さによって3種類に分けて考えます。

(1)“UV-A波”
3種の波長の中で最も長く、図のように深く真皮にまで到達し、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを傷つけることから、直接的な「たるみ」の原因になります。
アンケート調査では「シミ予防」のために紫外線対策をするという人が大多数でした。しかし実は地表に届く紫外線の95%を占めるUV-A波への対策、つまり「たるみ予防」のための紫外線対策も非常に重要なのです。
(2)“UV-B波”
UV-B波が原因して表皮で炎症が起こると、細胞を守ろうとメラニンの生成が促進され、「シミ」の原因に。この紫外線はUV-A波に比べてエネルギーが強いため、細胞を傷つけたり活性酸素を発生させたりと、肌への影響も大きいとされています。
(3)“UV-C波”
3種の波長の中で最も波長が短く、オゾン層で吸収されるため、地表にはほとんど届かないとされています。しかし人体に及ぼすダメージは最も大きく、浴びると重度のやけどや皮膚病を引き起こすといわれています。

紫外線の肌への影響としては、一般的にはこのように言われていますが、これまで表皮に作用するといわれていた“UV-B波”も、実は真皮にまで影響を及ぼすことがわかっています。
そのメカニズムは、UV-B波によって表皮内で発生した活性酸素が細胞を傷つけて炎症が起きます。すると炎症を起こした細胞で作られた炎症関連物質が、一部真皮にまで影響を及ぼし、線維芽細胞内でのコラーゲン分解酵素などの産生を促し、肌のハリや弾力を失わせてたるみを引き起こすというものです。

「UV-A波=たるみ、UV-B波=シミ」というのは定説ですが、実は「A波もB波もたるみ」に繋がってしまうのです!

このUV-A波、UV-B波の2重作用で肌のハリが失われることを「夏たるみ」と呼び、紫外線量が増す今の時季は、特に注意が必要です。

皆さんは、肌が赤くなることだけが「炎症」だと思っていませんか?
「夏たるみ」の原因になる「炎症」ですが、実は肌内部では、紫外線(UV-B波)を浴びてから①約1時間後(即時性ダメージ)、②約6~7時間後(遅延性ダメージ)の2度炎症が起きています。
ここで言う遅延性ダメージは、紫外線を浴びた直後に発生する活性酸素が一旦落ち着き、再度増加して引き起こされるもの。肌が赤くなる、いわゆる日焼けが起きている状態です。
つまり、日焼けのような見て分かる炎症を冷やして落ち着かせるという一時的なケアだけでは、2度の炎症をカバーしきれておらず十分な炎症対策とはいえないのです。
「夏たるみ」を予防するためには、即時性・遅延性それぞれの炎症にアプローチするケアが重要です。

グラフは、年齢と紫外線ダメージに関する細胞実験の結果です。
50代の表皮細胞は、同じ紫外線照射量でも新生児細胞より細胞生存率が低く、著しくダメージを受けやすいことが近年の研究でわかりました。

加齢とともに紫外線ダメージを受けやすくなることは、老化を加速させる要因のひとつ。
つまり、紫外線によって引き起こされた炎症は、適切なケアをしなければそのダメージが蓄積されて「夏たるみ」に繋がりやすくなるだけなく、またそれは加齢とともに回復しにくくなるのです。

冷やす
STEP:1
まず第一に、炎症が起こっている部分を冷やしましょう。薄いタオルなどでくるんだ保冷材を当てて肌の温度を下げます。
その後、清涼感のある【メントール】や【乳酸メンチル】などが配合されたスキンケアアイテムで肌を冷やしてあげることもおすすめです。
うるおす
STEP:2
次に、肌に水分補給を。肌にうるおいが不足していると、紫外線の影響を受けやすくなるだけでなく、炎症を鎮めるための優秀な美容成分も効果を発揮しにくくなります。
まずは肌環境を整えるため、【セラミド】や【リピジュア®】といった保湿成分が配合されたアイテムが◎。
また、紫外線を浴びた肌は普段よりバリア機能も低下し、敏感な状態です。
そこで、肌のバリア機能修復と保湿力を高める【ブドウ果実エキス】配合アイテムもおすすめです。
届ける
STEP:3
肌をうるおした後は、炎症に効果的な成分を届けましょう。お茶由来の【チャ葉エキス】は、即時性と遅延性ダメージの両方の炎症をケアする効果があります。コラーゲンや基底膜の分解を抑制するなどの効果が期待できるため、炎症による「夏たるみ」対策に非常におすすめです。
予防
STEP:4
紫外線対策として、日焼け止めは必須。UV-A波をブロックする効果を表すPA、UV-B波をブロックする効果を表すSPFが表示されている日焼け止めを生活シーンに応じて選び、効率的に両方の紫外線対策を行いましょう。
また、汗や皮脂、摩擦などで落ちる可能性があるため、2~3時間おきに塗りなおしをすることが肝心です。
適切なケアの実践で
炎症による「夏たるみ」をブロックしましょう!

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